古くなった誠和の７孔尺八の歌口の歌口を泉州の歌口のような角度と深さにしたものです。　ラッパ型は、購入時からこの形状になっています。乙の呂の音の波形を取得しました。波形は、順番に泉州尺八工房のTypeA,AireedX,誠和です。なるべく同じ条件で測定しました。　いずれの竹も倍音が綺麗にでています。乙呂の音量は体感的には、TypeAより大きくAireedXとほぼ同じ感じです。一次成分（乙の呂）、二次成分（甲の呂）は誠和が一番でています。ご興味のある方は研究用にいかがでしょうか？　内径は誠和の内径のままですので甲や大甲の音圧は泉州のものの方がよいです。大甲は、レチハピまででます。音程はやや高めです。尚、大昔に上管にクラックができてテグス巻の修理をしています。内径までは達していません。